チゴリン・バリエーションを練習する価値
1.d4 d5 2.Nf3 Nc6 の後のチゴリン・バリエーション。クイーンズ・ポーン・ゲームのチゴリン・バリエーションは 1.d4 d5 2.Nf3 Nc6 で始まります。黒はあえてcポーンの前をふさぎ、駒を素早く展開し、...Bg4でf3のナイトをピンすることがよくあります。黒はよくある...c6や...e6のポーン構造ではなく、d4を狙う活発な駒の働きに頼ります。
Chessmateにはクイーンズ・ポーン・ゲーム:チゴリン・バリエーション白番コースとクイーンズ・ポーン・ゲーム:チゴリン・バリエーション黒番コースがあります。白番コースは 2...Nc6 とアイリッシュ・ギャンビットに対する7本のライン、黒番コースは 2...Nc6 と ...Bg4 を軸にした5本のラインに、2.Nc3 に対する 2...Bf5 を加えて構成されています。
白番のBf4とc4のサンプルライン
11.Rxc3 の後、ルークはc3で活発に働き、黒が両方のビショップを交換したのに対して白は2つのビショップを残しています。白番のサンプルラインでは、白は 3.Bf4 で展開し、黒は 3...Bg4 でナイトをピンします。4.e3 e6 の後、白は 5.c4 でセンターに挑みます。黒は 5...Bb4+ でチェックし、白は 6.Nc3 で受けます。6...Nf6 7.Rc1 O-O の後、ルークはcポーンの後ろに立ち、c3のナイトを守ります。
白は 8.h3 でビショップに態度を問い、黒は 8...Bxf3 で取ります。白は 9.Qxf3 で取り返し、ポーン構造を崩さずにクイーンをセンターに向けます。9...Qe7 10.Bg5 の後、ビショップがf6のナイトをピンします。黒は 10...Bxc3+ でc3をチェック付きで取り、白は 11.Rxc3 で取り返してルークを活性化します。
黒番のピンと...Bxc3+のサンプルライン
10...Bxc3+ の後、黒はチェックをかけて白にルークで取り返させます。黒番のサンプルラインは、同じ手順を黒の側からたどります。黒は 1...d5 で応じ、2...Nc6 で展開し、3...Bg4 でf3のナイトをピンします。4.e3 e6 5.c4 の後、黒は 5...Bb4+ でチェックしながら展開し、白にそのチェックを受けるための1手を使わせます。
6.Nc3 Nf6 7.Rc1 O-O の後、黒はキャスリングを終えています。白が 8.h3 と指すと、黒は退かずに 8...Bxf3 でビショップを手放し、9.Qxf3 の後は 9...Qe7 で駒をつなげます。白が 10.Bg5 でナイトをピンすると、黒は 10...Bxc3+ でc3を取り、白に取り返しを強制します。
白番の静かな3手目とアイリッシュ・ギャンビット
6.Nd5 の後、ナイトはセンターに立ち、c7とe7を攻撃しています。白番コースは、より静かな3手目も扱います。3.e3 なら、白は 4.Be2 で展開し、5.b3 と 7.Bb2 でフィアンケットし、9.c4 c6 10.Qc2 Ne4 の後に 11.c5 でd6のビショップを攻撃しながらスペースを得ます。3.g3 なら、白は黒のロングキャスリングにクイーンサイドのポーン競争で応じます:9.g4 Bg6 10.b4 h5 11.b5。3.c3 なら、白は 5.exf3 でf3を取り返し、10.Bxd6 で黒マスのビショップを交換し、11.O-O-O でロングキャスリングします。
アイリッシュ・ギャンビット 2.Nc3 c5 に対しては、白は 3.dxc5 で取り、4.e4 でスペースを取ります。4...d4 5.Bc4 Nc6 の後、白は 6.Nd5 でナイトをセンターに置き、ポーンを追わずに 7.Bf4 で展開し、11.O-O-O でロングキャスリングします。ほかの2本のラインは、白が 5.Bd3 で活発なビショップを交換する 3.Bf4 Bf5 と、白が 6.Ne5 でe5の前哨地にナイトを置く 3...Nf6 を扱います。
3.e3、3.g3、3.c3、2.Nc3に対する黒の対応
10...Qf6 の後、クイーンは守られていないf4のポーンを攻撃しています。3.e3 に対して、黒は 3...Bg4 でピンし、5...Bb4+ でチェックし、もう一方のナイトがf6に来られるよう 7...Nce7 でナイトの経路を変え、9...c6 でd5を支えます。10.Qc2 の後、ナイトは 10...Ne4 でe4の前哨地に跳び込みます。3.g3 に対して、黒は 4...Qd7 でクイーンサイドの駒をつなげ、6...e5 でセンターを突き、7...O-O-O でロングキャスリングします。3.c3 に対して、黒は 4...Bxf3 ですぐにf3で取り、同じくロングキャスリングします。
2.Nc3 に対して、黒番コースは 2...Bf5 を指します。3.Bf4 e6 4.e3 Bd6 5.g4 Bg6 の後、黒は 7...Bxd3 と 8...Bxf4 で白の活発なビショップを交換し、白にダブルfポーンを残します。9.exf4 h5 10.gxh5 の後、黒は 10...Qf6 でf4のポーンを攻撃します。
最初に練習すること
自分が持つ色のコースを選びましょう。
- 白番でチゴリン・バリエーションと対戦するなら、チゴリン・バリエーション白番コースから始めましょう。まずBf4とc4のサンプルラインを覚え、次にアイリッシュ・ギャンビットと
3.c3のロングキャスリングのラインを加えます。 - 黒番でチゴリン・バリエーションを指すなら、チゴリン・バリエーション黒番コースから始めましょう。まずピンと...Bxc3+のサンプルラインを覚え、次に
2.Nc3に対する2...Bf5のラインを加えます。 - どちらの色でも、f3のピンとd4のポーンに注目しましょう。黒の駒は早くからd4に圧力をかけ、白はいつc4で挑むか、いつh3でビショップに態度を問うかを決める必要があります。
チゴリン・バリエーションは、黒に素早い駒の働きを、白にc4での挑戦と静かな布陣の選択肢を与えます。f3のピンがいつ黒の助けになり、いつ白にビショップペアを渡すだけになるのかが分かるまでラインを練習しましょう。