Chessmate

イタリアン・ゲーム

イタリアン・ゲーム(1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bc4)は、ビショップを展開しながらf7に圧力をかけます。Chessmateでは、白の基本プラン、白黒それぞれのツー・ナイツ・ディフェンス、落ち着いたイタリアン・フォー・ナイツの構造を学びます。

執筆 Chessmateチーム · レビュー

練習できるコース

イタリアン・ゲームで実戦に出やすい分岐、応手、ラインをコースごとに整理しています。

イタリアン・ゲームを盤上で練習し、各手を記憶から指して、忘れる前に復習します。

トレーニングを始める

イタリアン・ゲームの勝率とよく指される手

Lichessでレーティング1200〜1999のプレイヤーが指したブリッツ、ラピッド、クラシカルの対局のうち、1. e4 e5 2. Nf3 Nc6 3. Bc4まで進んだ対局は1.93億局です。白の勝ちが51%、引き分けが4%、黒の勝ちが45%でした。

黒が次によく指した手
手割合結果
3... Bc533%白の勝ち 49%引き分け 4%黒の勝ち 47%
3... Nf630%白の勝ち 52%引き分け 4%黒の勝ち 44%
3... h616%白の勝ち 52%引き分け 4%黒の勝ち 44%
3... d67%白の勝ち 51%引き分け 4%黒の勝ち 45%
3... Nd45%白の勝ち 47%引き分け 4%黒の勝ち 49%
3... Be73%白の勝ち 48%引き分け 4%黒の勝ち 48%

これらの数値は、このレベルで実際に指された対局の結果です。実戦でよく出会う手を示すもので、どの手が客観的に最善かを示すものではありません。

出典:Lichessオープニングエクスプローラー。CC0ライセンスのLichess対局データベースに基づきます。レーティング帯は両プレイヤーの平均レーティングです。2026年10月15日時点。

3.Bc4が求めるもの

1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bc4の後のイタリアン・ゲーム。

イタリアン・ゲームは1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bc4で始まります。ビショップはf7を狙います。黒キングの近くで、キングしか守っていないマスです。白は次の手ですぐにキャスリングできます。ここから白はc3とd4で広いセンターを築くことも、d3でゆっくり指してすべての駒を守られた状態に保つこともできます。どんな対局になるかは、黒の2つの主な応手で決まります。ジウオコ・ピアノの3...Bc5は白のビショップをまねてf2を狙います。ツー・ナイツ・ディフェンスの3...Nf6はすぐにe4を攻撃し、4.Ng5を許します。

レーティング1200から1800のプレイヤーによるLichessの対局では、3.Bc4は2...Nc6の後の白の3手目で最も多く、5局に2局を少し超えます。白は51%、黒は45%勝っています。黒は対局の3分の1ほどで3...Bc5、10局に3局ほどで3...Nf6と応じます。Ng5とBg5を先に防ぐ3...h6は6局に1局ほど現れます。

チェスメイトにはイタリアンのコースが5つあり、白向けが3つ、黒向けが2つです。白向けイタリアン・ゲームのコースは24本のラインです。3...Bc5には4.c3、3...Nf6には静かな4.d3で応じ、黒のよくある3手目のサイドラインも扱います。白向けツー・ナイツ・ディフェンスのコースはより鋭い4.Ng5で11本、イタリアン・フォー・ナイツのコースは3...Nf6 4.Nc3の後の4本です。黒では、黒向けイタリアン・ゲームのコースが3...Bc5で14本、黒向けツー・ナイツ・ディフェンスのコースが3...Nf6で17本のラインです。

イタリアンを選ぶとき、そしてその代償

白にとってイタリアンは、素早い展開を望み、ゆっくりした組み立てと鋭い攻撃を自分で選びたいプレイヤーに合います。メインのコースはゆっくりした道を選びます。3...Bc5に対して4.c3は白の最も多い手で、対局の4分の1を少し超え、この手の後は白が52%勝っています。3...Nf6に対して4.d3は10局に3局ほどで、白は51%勝っています。ツー・ナイツのコースが選ぶ4.Ng5は3分の1ほどと少し多く、成績は53%ですが、1手の誤りで駒を失う強制的な戦術につながります。

メインのコースの最も大きな穴は早く現れます。黒のプレイヤーの4人に1人ほどは4.c3に4...d6と応じてe5をポーンで守りますが、コースにはラインがありません。この手の後は白が51%勝っており、白のプレイヤーの5人に3人が選ぶ5.d4がふつうの答えです。4.c3に頼る前に、このラインを準備しておきましょう。

黒では、このレベルでは3...Bc5の成績のほうが良く、黒は47%勝っています。3...Nf6の後は45%です。3...Nf6は4.Ng5も招き、そこでの黒の健全な道は、素早い展開と引き換えにポーンを1つ渡すことです。コースを1つ選び、もう1つより先に覚えましょう。どちらにも白のよくある手に対する穴があります。黒向けイタリアン・ゲームのコースには、エヴァンス・ギャンビットに対するラインも、4.O-O Nf6の後の白の5手目の大半に対するラインもありません。黒向けツー・ナイツのコースには、4.O-Oに対するラインも、フォーク・トリックでの白の最も多い応手に対するラインもありません。数字は以下の節にあります。

ジウオコ・ピアニッシモ

1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bc4 Bc5 4.c3 Nf6 5.d3 d6 6.O-O O-O 7.Re1の後のジウオコ・ピアニッシモ。

4.c3 Nf6の後、白のプレイヤーの10人に3人ほどがジウオコ・ピアニッシモの5.d3を選びます。白はe4をポーンで守ってキャスリングし、b1のナイトをd2とf1経由でg3へ運んでからd4でセンターを開きます。黒は...d6とショートキャスリングで同じ配置をまねます。盤の局面はこのレベルで13万局ほど現れ、白は50%、黒は46%勝っています。

メインのコースはツー・ナイツの手順3...Nf6 4.d3 Bc5 5.O-O O-O 6.Re1 d6 7.c3で同じ局面に到達し、黒の7手目を3つ扱います。5局に2局ほどの7...Bg4には8.h3でビショップを追い、9.Nbd2、10.Nf1、11.Ng3でナイトを回します。7...a6には8.a4でクイーンサイドのスペースを取ります。7...Na5には、ビショップがb5とa4を経由してc2へ逃げます。それぞれ8局に1局ほどの7...Be6と7...h6にはラインがありません。

黒のコースは7...a5を指します。このレベルでは25局に1局ほどの珍しい手で、この手の後は黒が50%、白が45%勝っています。ポーンはクイーンサイドのスペースを取り、ビショップにa7への退路を与えます。コースは8.h3 Ba7 9.Bb3 h6 10.Nbd2 Be6 11.Bc2 Re8 12.Nf1 d5と続きます。黒は...h6でBg5を防ぎ、e6で白マスビショップの交換を提案し、白のナイトがd2を離れたらセンターを突きます。7...a5に対する白の最も多い応手は4分の1ほどの8.d4で、ラインはありませんが、この手の後は黒が54%勝っています。

黒のコースには、5...d6の後に10局に1局ほど現れる6.Bg5に対するラインもあります。6...h6 7.Bh4 a5 8.Nbd2 Ba7 9.O-O g5の後、黒はキングがまだe8にいるうちにgポーンでピンを外します。そのため、ポーンを進めてもキャスリングしたキングが弱くなりません。

5.d4の後の開いたセンター

1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bc4 Bc5 4.c3 Nf6 5.d4 exd4 6.cxd4 Bb4+ 7.Nc3 Nxe4 8.O-Oの後、白はより速い展開のためにeポーンを渡しています。

4.c3 Nf6の後の白の5手目の半分を少し超える5.d4はすぐにセンターを開き、白は54%勝っています。黒はほぼ毎回5...exd4と取ります。4局に3局ほどの6.cxd4の後、黒は5局に4局近く6...Bb4+とチェックします。そこで白は、5局に2局を少し超える7.Bd2と、半分を少し超え、速さのためにe4のポーンを渡す7.Nc3から選びます。

7.Bd2に対して、黒はふつう7...Bxd2+でビショップを交換します。黒のコースは10局に3局ほどのより鋭い7...Nxe4を指し、8.Bxb4 Nxb4 9.Bxf7+ Kxf7 10.Qb3+の後、白はチェックでナイトを取り返します。2手後にクイーンが交換され、駒の損得はなくなります。

盤の局面である7.Nc3 Nxe4 8.O-Oの後は白が54%勝っており、ここでの黒の選択が大切です。黒の応手の半分ほどを占める8...Nxc3の後は白が62%勝ち、どちらのコースにもこの手のラインはありません。5局に2局を少し超える8...Bxc3がコースの道で、黒は50%勝っています。白は3局に2局ほど9.bxc3と取り返し、この手の後は黒が53%勝っています。2つのコースは代わりにメラー・アタックの9.d5をたどります。対局の3分の1ほどで、この手の後は白が52%勝っています。ポーンがc6のナイトを攻撃し、c3のビショップもまだ取られる状態なので、黒はどちらの駒を救うかを選ばなければなりません。

白のコースは9...Bf6 10.Re1 Ne7 11.Rxe4をたどります。白はナイトを取り返し、ポーン1つ損のまま、黒キングに向かって開いたeファイルを持ちます。9...Bf6は対局の3分の1を占める黒の最も多い応手で、この手の後は黒が52%勝っているので、白はここで正確に指す必要があります。黒のコースは5局に1局ほどの9...Ne5を指し、10.bxc3 Nxc4 11.Qd4 O-O 12.Qxe4の後、黒はポーン1つ得のまま12...Nd6と13...Re8でeファイルを塞ぎます。9...Ne5の後は白が49%、黒が45%勝っています。黒のコースには9.bxc3のラインがありません。

白の6手目の5分の1を占める6.e5は、d4のポーンをそのままにしてf6のナイトを追います。この手の後は白が57%勝ち、白の主な6手目の中で最も良い成績です。黒の最善の答えは3分の1ほどの6...d5で、黒は50%勝っています。ポーンがc4のビショップを攻撃し、ナイトにe4を与えます。2つのコースはどちらも7.Bb5 Ne4 8.cxd4をたどります。白のコースには8...Bb6と8...Bb4+に対するラインがあります。黒のコースは10局に3局ほどの8...Bb6を指し、この手の後は黒が52%勝っています。より多い8...Bb4+の後は43%です。

ここでは両方の側に穴があります。白では、7局に1局ほどの6...Qe7がe5のポーンをキングにピンしますが、コースにはラインがありません。ただし、この手の後は白が64%勝っています。黒では、6...d5の後の白の7手目の4分の1ほどを占める7.exf6がナイトを取りますが、コースにはラインがありません。ただし、この手の後は黒が59%勝っています。黒のコースは7.Be2と、珍しいドゥボフ・ギャンビットの6.b4も扱います。

4.Ng5のツー・ナイツ

1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bc4 Nf6 4.Ng5 d5 5.exd5の後のツー・ナイツ・ディフェンス。黒はd5で取り返すか5...Na5かを選びます。

3...Nf6に対して、4.Ng5は対局の3分の1ほどを占める白の最も多い手で、ナイトとビショップの両方でf7を攻撃します。白は53%勝っています。黒は5局に4局近く4...d5でビショップを遮り、5.exd5の後に盤の局面に到達します。自然な取り返しのほうが高くつきます。対局の半分弱を占める5...Nxd5の後は白が63%勝っています。5局に2局ほどの5...Na5はポーンをd5に残したままc4のビショップを攻め、互角の対局になります。黒は50%、白は47%勝っています。

5...Nxd5の後の6.Nxf7がフライド・リバー・アタックです。白の応手の半分を少し超え、白は69%勝っています。ナイトのサクリファイスは6...Kxf7 7.Qf3+でキングを前へ引き出します。最も多い答えの7...Ke6は7...Ke8より持ちこたえます。前者の後は白が57%、後者の後は82%勝っています。白のコースは8.Nc3 Nb4 9.O-O c6 10.d4と続け、e6のキングに対してセンターを開く前にキャスリングを済ませます。

5...Na5 6.Bb5+ c6 7.dxc6 bxc6の後、黒はポーン1つ損で、b5のビショップは動かなければなりません。

5...Na5の後、白は4局に3局6.Bb5+とチェックします。盤の局面である6...c6 7.dxc6 bxc6の後、黒はポーン1つ損の代わりに展開が速く、黒は49%、白は48%勝っています。白のよくある8手目は4つです。8.Ba4が対局の3分の1を少し超え、8.Qf3が4分の1、8.Bd3と8.Be2がそれぞれ5局に1局弱です。

白のコースは8.Bd3、8.Be2、8.Qf3を指します。サンプルラインの8.Bd3 Nd5 9.Nf3 Bd6 10.O-O O-O 11.Re1 f5 12.Nxe5 Qf6 13.Nf3はe5で2つ目のポーンを取りますが、8...Nd5の後は黒が54%勝っています。8.Qf3に対してコースは8...Be7を扱い、白は9.Bxc6+で2つ目のポーンを得ます。よくある応手のうち2つにはラインがありません。8.Bd3に対する黒の答えの半分弱を占める8...h6の後は白が55%、8.Qf3に対する3分の1ほどの8...Bb7の後は白が51%勝っています。

黒のコースには4つの手すべてに対するラインがあります。サンプルラインは8.Be2に8...h6 9.Nf3 e4 10.Ne5 Bd6 11.d4 exd3 12.Nxd3 Qc7と応じ、クイーンとビショップをh2に向けて並べます。最も多い8.Ba4には8...h6を指し、黒は61%勝っています。8.Qf3には8...Be7、8.Bd3には8...Nd5で応じます。1手前では、白のプレイヤーの4人に1人ほどが6.Bb5+を避け、主に6.Qe2、6.d3、6.Bb3を指しますが、コースにはそのどれに対するラインもありません。

3...Nf6に対する静かな応手

10局に3局ほどの4.d3はe4を守り、対局をゆっくりした流れに保ちます。白は51%勝っています。黒は半分弱で4...Bc5と応じ、メインのコースは5.O-O O-O 6.Re1で対応して、6...d6 7.c3の後に上のピアニッシモの局面に到達します。10局に1局ほどの4...Be7にも同じ配置を築きます。6局に1局ほどの4...h6と、8局に1局ほどの4...d5にはラインがありません。

黒向けツー・ナイツのコースは、4.d3に4...Be7とショートキャスリングで応じます。6.Nc3と6.Re1にはc4のビショップを狙う...Na5、6.Bb3には6...d5で対応します。4...Be7の後に12局に1局ほど現れる5.Ng5にはラインがありませんが、この手の後は黒が55%勝っています。

6局に1局ほどの4.Nc3はイタリアン・フォー・ナイツです。黒の最も多い応手は5局に2局の4...Bc5で、結果は互角です。白は48%、黒も48%勝っています。フォー・ナイツのコースは4...Bc5と4...Bb4にd3、ショートキャスリング、ゆっくりした組み立てで対応し、4...d6には5.d4で応じます。9局に1局ほどの4...h6と、17局に1局ほどの4...Be7にはラインがありません。

7局に1局ほどの4...Nxe4はフォーク・トリックです。5.Nxe4 d5の後、ポーンがビショップとナイトを同時に攻撃し、黒は駒を取り返します。4...Nxe4の後は黒が57%勝っています。このレベルでの白の最も多い6手目は半分ほどの6.Bxd5で、この手の後は黒が59%勝っています。2つのコースがどちらも扱う6.Bd3は、よくある応手の中で白に最も良い成績を与えますが、それでも黒が52%勝っています。黒のコースは6.Bb5と5.Bxf7+も扱います。6.Bxd5にはラインがありません。

15局に1局ほどの4.d4はセンターを開き、白は54%勝っています。4...exd4の後、白は5局に2局5.e5、4分の1で5.O-Oを指します。白向けツー・ナイツのコースは5.O-O Nxe4 6.Re1 d5 7.Bxd5 Qxd5 8.Nc3しか扱いません。そこではc3のナイトがクイーンと、ピンされたe4のナイトを同時に攻撃します。5.O-Oに対する黒の最も多い応手で、5局に2局弱を占める5...Bc5にはラインがありませんが、この手の後は白が59%勝っています。黒のコースは5.O-Oに対してe4で取り、8...Qa5 9.Nxe4 Be6と続けて10手目にロングキャスリングします。5.e5、5.Ng5、ナフマンソン・ギャンビットの6.Nc3も扱います。5局に1局弱の5.Nxd4にはラインがありません。

10局に1局ほどの4.O-Oは、黒向けツー・ナイツのコースにラインがありません。黒のプレイヤーの半分弱は4...Bc5と応じ、黒向けイタリアン・ゲームのコースの4.O-Oのラインに到達します。4.c3に対しては、ツー・ナイツのコースに1本のラインがあり、黒はすぐにe4のポーンを取ります。

白のほかの4手目に対する黒

3...Bc5の後は4.c3が白の最も多い手ですが、対局の4分の1を少し超えるだけです。それぞれ5分の1ほどの4.O-Oと4.d3、8局に1局ほどの4.Nc3も、ほぼ同じくらい大切です。

4.d3に対して、コースは黒のプレイヤーの5人に2人と同じく4...Nf6を指します。すると5.c3はピアニッシモに戻り、コースは5.Nc3に、ビショップのa7への退路を残す5...a6で対応します。6.Bg5 h6 7.Bxf6 Qxf6 8.Nd5の後、ナイトがクイーンとc7を攻撃し、黒は8...Qd8で引きます。6.Be3 d6 7.Bxc5 dxc5の後、黒は開いたdファイルと引き換えにcポーンのダブルを受け入れます。5分の1ほどで最も多い5手目の5.O-Oと、それぞれ6局に1局ほどの5.Bg5と5.Ng5にはラインがありません。

4.Nc3 Nf6 5.d3 a6も同じコースのラインに到達し、そこでは5.d3が半分弱を占める白の最も多い5手目です。4分の1を少し超える5.O-Oにはラインがありません。

4.O-Oに対して、コースは4...Nf6を指し、白の5手目の9局に1局ほどの5.d4しか扱いません。合わせて3分の2近くになる5.d3、5.c3、5.Nc3にはラインがありません。5.d4の後、黒はコースの手であるビショップでの取り返し5...Bxd4で47%勝ち、自然な5...exd4の後は36%にとどまります。コースは6.Nxd4 Nxd4 7.f4 d6と続き、白の7手目の3分の1を少し超える7.Bg5にはラインがありません。

エヴァンス・ギャンビットの4.b4は14局に1局ほど現れ、コースにはラインがありません。白は53%勝っています。黒はふつう4...Bxb4と取り、5.c3の後、ビショップはもう一度動かなければなりません。最も多い退き方の5...Bc5の後は白が57%勝っています。5...Ba5と5...Be7は結果を互角に近く保ちます。ポーンを断る4...Bb6は6局に1局ほど現れ、黒は50%勝っています。

黒のほかの3手目に対する白

3.Bc4の後の黒の3手目のサイドラインは合わせて対局の3分の1を少し超え、メインのコースにはよくある手に対するラインがあります。

6局に1局ほどの3...h6は、1手を使う代わりにNg5とBg5を先に防ぎます。コースは4分の1弱を占める最も多い応手の4.d4で応じ、白は56%勝っています。4...exd4 5.Nxd4の後、黒は半分の対局で5...Nxd4とナイトを交換し、白は58%勝っています。コースのライン6.Qxd4 c5 7.Qd5では、クイーンがf7でのメイトを狙います。

15局に1局ほどの3...d6には4.d4 exd4 5.Nxd4で対応します。白はセンターのスペースを多く得て、Nc3、ショートキャスリング、Re1で展開します。

ハンガリアン・ディフェンスの3...Be7は30局に1局ほど現れます。コースには4.d4 exd4 5.Nxd4の落ち着いたラインと、5.c3の鋭いラインがあります。黒は5局に2局ほど5...dxc3で2つ目のポーンを取り、白は69%勝っています。6.Qd5がf7でのメイトを狙い、6...Nh6 7.Bxh6 O-O 8.Bxg7 Kxg7 9.Nxc3の後、白は駒を取り返し、黒キングはポーンの盾を失っています。

ルソー・ギャンビットの3...f5は50局に1局ほど現れます。よくある4.exf5の後は黒が58%勝っています。コースは9局に1局ほどの4.d4を指し、白は55%勝っています。

コースは3...a6、3...g6、3...Qe7も、それぞれ4.d4で扱います。3...Qe7 4.d4 exd4 5.O-O Qxe4の後、6.Re1がクイーンをキングにピンし、コースのラインでは黒が6...Qxe1+でクイーンをルークと交換します。

罠とよくあるミス

1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bc4 Nd4 4.Nxe5 Qg5の後のブラックバーン・シリング・ギャンビット。クイーンがe5のナイトとg2のポーンを攻撃しています。

ブラックバーン・シリング・ギャンビットの3...Nd4は20局に1局ほど現れ、わざとe5を守る駒のない状態にします。白のプレイヤーの5人に1人を少し超える人が4.Nxe5でポーンを取り、すると黒が75%勝っています。4...Qg5の後、クイーンがe5のナイトとg2を同時に攻めます。白の応手の3分の1を占める5.Nxf7はクイーンとh8のルークをフォークしますが、黒が93%勝っています。5...Qxg2 6.Rf1 Qxe4+ 7.Be2 Nf3#です。もう3分の1の5.Bxf7+もあまり変わらず、黒が68%勝っています。

コースは5局に2局ほどで最も多い応手の4.Nxd4を指します。4...exd4 5.O-Oの後、対局の4分の1ほどで5...Bc5が現れ、6.Bxf7+ Kxf7 7.Qh5+ g6 8.Qxc5がポーンを取り、黒キングをさらけ出します。5...Bc5の後は白が57%勝っています。

同じf7の教訓は4.Ng5のライン全体に通じます。4...Nxe4とトラクスラーの4...Bc5に対しては、ナイトでf7を取る手が白の最も多い選択であり、より弱い選択でもあります。4...Nxe4の後、5.Nxf7では黒が61%勝ち、コースの5.Bxf7+では白が57%勝っています。4...Bc5の後、5局に3局ほどの5.Nxf7では黒が51%勝ち、5.Bxf7+では白が54%勝っています。f7はまずビショップで取りましょう。トラクスラーでは、コースは5...Kf8を扱いますが、黒の応手の半分弱を占める5...Ke7にはラインがありません。この手の後は白が50%勝っています。

4...Qe7と4...h6はf7の守りを足りなくします。コースはどちらの場合もf7で取ってh8のルークを得ます。4...Qe7の後は白が71%、4...h6の後は83%勝っています。

5.exd5に対するより珍しい応手の2つは、白に罠を仕掛けます。ウルベスタッドの5...b5に対して、自然な6.Bxb5では黒が59%勝ち、コースは6.Bf1と引きます。フリッツの5...Nd4に対して、6.d6では黒が74%勝ち、コースは6.c3を指します。

黒向けツー・ナイツのコースには、咎めるべき白の悪手もあります。8.Qf3 Be7の後、9.Qxc6+は、a5のナイトがc6を守っているので9...Nxc6でクイーンを失います。

ジウオコ・ピアノでは、4.Ng5は4...Qxg5でナイトを失います。d2のポーンがまだc1のビショップを塞いでいるからです。黒のプレイヤーの10人に7人がこのナイトを取り、73%勝っています。

最初に練習すること

白では、白向けイタリアン・ゲームのコースをサンプルラインから始め、次に同じ局面に到達して黒の主な7手目を扱う3...Nf6 4.d3のラインを覚えましょう。その次は5.d4のラインで、メラー・アタックと6.e5のラインです。3...h6のラインとブラックバーン・シリング・ギャンビットは早めに覚えましょう。3...h6は6局に1局現れ、3...Nd4は自然な4.Nxe5を咎めるからです。3...Nf6に対しては答えを1つ選んで続けましょう。メインのコースの4.d3、戦術を望むなら4.Ng5の白向けツー・ナイツ・ディフェンスのコース、または4.Nc3のイタリアン・フォー・ナイツのコースです。自分で準備するのは、4.c3に対する4...d6、7.Nc3 Nxe4 8.O-Oの後の8...Nxc3、6.e5に対する6...Qe7です。4.Ng5を指すなら、8.Bd3に対する8...h6、8.Qf3に対する8...Bb7、トラクスラーの5...Ke7も加えましょう。

黒では、まずコースを1つ覚えましょう。3...Bc5を選ぶなら、黒向けイタリアン・ゲームのコースを5.d4のラインから始めましょう。4.c3 Nf6の後の白の最も多い5手目が5.d4だからです。次に7...a5のサンプルラインと6.Bg5のライン、その後に4.d3と4.O-Oのラインを覚えます。3...Nf6を選ぶなら、黒向けツー・ナイツ・ディフェンスのコースを5...Na5と7...bxc6の後のラインから始め、4.d3と4.d4を加えましょう。3...Bc5なら、エヴァンス・ギャンビットと4.O-O Nf6の後の白の静かな5手目を自分で準備しましょう。3...Nf6なら、4.O-O、5.Nxd4、フォーク・トリックの6.Bxd5、そして6.Bb5+の代わりに指される6手目を準備しましょう。